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復讐万歳

 安政の大獄というのがある。ペリー来航以来の混乱を収めるため、いわゆる尊王攘夷派の志士たちが一斉弾圧された事件だ。橋本左内や吉田松陰といった人たちが処刑され、西郷隆盛も逃亡生活を余儀なくされた。
 しかしこの強権発動による秩序回復もごく一時のことだった。この弾圧を指導した大老、今でいう首相の井伊直弼がその地位にあった期間は2年にも満たなかった。尊攘派が決死隊を組んで襲撃をかけ、「首相暗殺」に成功したからである。桜田門外の変である。
 ここから先はもう、7年後には江戸幕府が消滅するまでひたすら大混乱の時代になる。
 素晴らしいのは、まず殺された井伊直弼のみならず、安政の大弾圧に加担した連中がこの間にことごとく報復を受けていることだ。
 井伊の直属の部下の長野義言は失脚して斬罪となったし、長野と組んで動いた島田左近も"天誅”で殺されている。これらの人はまあ警察幹部みたいなものだろう。現場の公安刑事である“目明しの文吉”なんて奴にまで正しくも“天誅”が下された。殺されはしなかったが長野義言の妾まで拉致され橋柱に縛られ“生き晒し”にされている。
 こうでなくっちゃと思う。
 当時の“天誅”には行き過ぎも多くろくでもないとしたり顔で云う奴もいる。だが「やり過ぎるのは良いことだ」という毛沢東の言葉を私は革命家として正しいと思う。

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コメント (2)

ルナパーク:

よく分かりませんが期待してません
でも、やっちゃってください
政府転覆なんかイカします

連日のご健闘にエールをおくります。

ついこのあいだまで日本でも中国でも正義だったことは歴史的事実です(1873年に江藤新平によって復讐禁止になるまで、は)。日本の刑法の父といわれる穂積陳重は『復讐と法律』という本を書いて、復讐は宇宙の理法にかなった崇高なおこないだと強調している(岩波文庫)。

そればかりでなく、庶民のあいだでは今も復讐に心を寄せ、拍手喝采している。「忠臣蔵」や「曽我物語」だけではない。つい最近の、キムタク主演映画『武士の一分』も復讐の物語だ。

断じて、権力に代行復讐を依頼するような奴隷根性をきっぱりと捨てよう!(警察の捜査がなまぬるいなどと言って、権力を強化するような主張をするジャーナリストは唾棄すべき狗だ)

復讐の権限をとりもどそう!

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2007年07月10日 16:42に投稿されたエントリーのページです。

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