福田 僕は20代前半ぐらいに、バタイユとか、ブランショとか、前期ハイデガーとかを、けっこう熱心に読んでいたときに、革命ということを考えていくとどうしたって、バタイユは特にそうですが、ファシズムになってしまうんですよね。だから逆に、革命というためにはファシストであらねばならないということが非常によくわかってしまって、その認識に誠実であるためにファシストと称しているんですけれど。
柄谷 たぶん革命という概念でやると、ファシズムになるでしょうね(笑)。みんな、それに気づいていないだけで。
福田和也『スーパーダイアローグ』より