『人民の敵』第5号
(2015.2.1発行)
内容
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収録日
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収録場所
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400字詰原稿用紙換算
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1
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〈対談〉山下陽光
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2014.09.03
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長崎県大村市
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約54枚
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2
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〈対談〉三浦哲史
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2014.09.10
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福岡県・小倉
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約70枚
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3
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〈対談〉宮川敬一 |
2014.09.12
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福岡県・小倉
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約77枚
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4
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〈ヒット曲研究会〉藤村修・東野大地・西南大M |
2014.09.17
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大阪
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約101枚
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各コンテンツの内容と冒頭部分
(もともと一般公開を前提としていない内容で、コンテンツによってはサシサワリある発言も多く、3段組レイアウトの冒頭1段のみ掲載します)
(各コンテンツのタイトル部分をクリックすると、全体の約10分の1の“抜粋”を読めます)
山下氏は05年、東京高円寺で松本哉氏らと共に「素人の乱」を立ち上げた、同グループの創設メンバー3名の1人である(もう1人は小笠原慶太氏)。松本氏的な“面白政治運動”の文脈ばかりが強調されるが、実際にはもともと高円寺で数年間“ヘナチョコ前衛芸術運動”を展開していた山下氏のネットワークに、新宿や法政大を拠点に活動していた松本氏が合流して始まったのが「素人の乱」なのである(詳しくはコチラ)。その「素人の乱」重鎮の山下氏が、結婚し子どもが生まれたのを機に、郷里・長崎へと10数年ぶりに移住してきた。世間話に終始する対談だが、お互いさまざまの実践の過程で九州各地どころか全国各地を飛び回る2人の世間話だから、そんじょそこらの一般人とは“世間”の規模が違う。それぞれが出会った、発見した、全国各地とくに九州各地の奇人変人や面白スポットのエピソード満載。 |
『デルクイ02』の「early 90's 学生運動の終焉」特集で、80年代半ばの山口大学の学生運動状況を詳細に語ってくれた、新左翼・戦旗西田派(現在は「共産主義者同盟 ・統一委員会」)活動家の三浦氏である。現在は主に小倉(福岡県北九州市)で活動している。党派活動家とはいえ、もともとノンセクト寄りのセンスを持ち、堅苦しい党派政治の世界に「だめ連」や「松本哉」の作風を導入しようと試行錯誤してきた“変わりダネ”である。お互い福岡の政治運動シーンで長年、極少数派としてラジカリズムの復権のために苦労を重ねてきた。もちろん(外山と違って?)とことんマジメな人でもある。その真摯さには外山もつい感動してしまう。何かと云えば「反日左翼ガー」的なネトウヨっぽい人たちにこそ、“反日左翼”ってのが実はどれほどマジメで誠実である(場合も稀にある)か、読んで思い知ってほしい。 |
地方都市の“現代美術”や“演劇”はまずたいていゴミである(首都圏や関西でもそうで、量が多いからそうでないものも少しあって目立つだけなんだが)。外山が過去に地元九州で出会ったうち、ほとんど唯一“この人のやってることは面白い”と認めている現代美術家が宮川氏である。90年代後半からイベントスペース兼カフェバー「ギャラリー・ソープ」を小倉駅そばで運営している。90年代半ばから宮川氏が小倉で展開してきた面白すぎるさまざまの芸術実践や、スペース運営を続けてきた中で知り合った異形のアーティストたち、近年交流を続けている近隣アジア諸国の前衛美術家たちの実践などについて聞いた。 |
コンテンツ4 〈ヒット曲研究会〉with 藤村修・東野大地・西南大M
“ヒット曲研究会”は、もともと外山の主宰で96〜97年に、鹿島拾市、酒井隆史、丸川哲史、矢部史郎+山の手緑ら、今や絶対に再結集不可能な奇跡のメンツで(全員“ブレイク”前である)数回おこなった“ヒットチャートから時代状況を分析する”連続座談会企画である。98年に単行本化されている。その伝説の座談会を、この2015年現在のヒットチャートで……ということがそもそも可能なのか(“ヒットチャート”なんて今そもそも機能してるのか?)、という問題提起から始まる座談会。とりあえず聴いてみて論じ合ったのは、SEKAI NO OWARI、RADWIMPS、サカナクション、ONE OK ROCK、椎名林檎(「NIPPON」)、サザンオールスターズ(「ピースとハイライト」)など。さらに脱線して“ヒット曲”でも何でもない、反原発運動界隈でたまに話題に出るフライングダッチマン「ヒューマン・エラー」や、外山があちこち飲み歩いてて“右傾化した若者たち”からオススメされた“極右ヒップホップ”グループ・英霊来世も俎上にあがる。 |