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やっと届いた判決文

 昨日、判決文のコピーが郵送されてきた。
 10月2日の判決直後、問い合わせてみるとまだ完成していないと云われた。渡部クンが法廷で読み上げてたアレは何? とも思ったが、以前の初めての裁判でも同じ体験をしたので、こういうものなんだろうと思ってはいる。
 しかし、根本的におかしなことではある。
 判決直後に判決文を見ることができないのはやはり困る。
 こういう判決を受けたんだ、ということを詳しくレポートしようがないし、このようにそれを入手できた段階では世間の興味はもう持続していなかったりする。
 もっと重要なのは、じゃあどうやって控訴するか否かを検討しろっていうんだ、ということがある。今回の私のように、どんな判決だろうと最高裁まで争う気でいる場合ならともかく、判決のメイン(刑の内容)だけでは決めかねる場合もあるだろう。判決理由の部分をよく読んで、争う余地があるかどうかをじっくり検討した上で控訴するか否かをじっくり判断したい場合だってあるはずだ。なのに、判決文はたいてい判決から何週間も経ってようやく「完成」するのだ。控訴を検討するために与えられている期間はわずか2週間だというのに、その間に判決文が出ないことも多い。今回だって、裁判所の担当書記官から、判決文ができたとの連絡があったのは3日前で、つまり控訴申立書提出期限の前日だ。

 まあともかく、弁護士経由でその判決文が昨日、届いた。
 夜中のうちに優秀なスタッフ・S嬢が全文をテキストデータ化してくれたので、まもなく公式サイトにアップされるだろう。
 また、判決文批判の一文をさきほど急遽書き上げたので、これまた判決文と同時にアップされるだろう。
 とにかく読んでみるべし。

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2007年10月18日 16:05に投稿されたエントリーのページです。

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