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初公判

 いやー参った参った。
 失敗したなあ。
 いきなり云いわけめくが、くしゃみ鼻水が止まらなくて開廷のちょっと前に鼻炎の薬を飲んだら、公判の途中からこれが効いてきてつまり口の中がカラカラ、ロレツが回らなくなって喋りながら自分がイライラするほどだった。
 裁判官は明らかに私に敵意を持っていた。
 冒頭の人定質問で、職業についてかたくなに黙秘をおこなった(前回みたいにまた判決文で「自称革命家」とか書かれるのは不愉快だから)ことで、どうやらショッパナからムッとしたようだ。
 詳細についてはスタッフによる速報(http://www.warewaredan.com/を見よ)を後日私が改めて整理するが、大枠、以下の主張をした。

 まず一方通行違反について。
 アーケード街を原付を押す歩行者として通過し、問題の一方通行道路に出た。そこでエンジンをかけ、まずは正しい方向に少し進み、道を間違えていることに気づきUターンして逆送、出発地点付近にある交番の警官に停止を命じられ、立件された。
 往復したこの20~30メートルの区間には一方通行を示す標識はなく、したがってそのことを確認できないから、「確認を怠った過失責任」も生じえず、無罪である。
 ちなみに、脇道から一方通行道路に出たところに標識がなかったため逆送してしまったケースで無罪判決があった例を聞いたような気がするが、今回のケースもそれに準ずるものだ。

 速度違反について。
 そもそも原付の30キロ規制は時代に合っておらず(法制定時との道路整備状況や原付の性能の格段の違い)、事実、これを守って走行している原付は滅多にない現実がある。この規制は(ほんとは「二段階右折の規定と同様に」と言及したかったのだが今回はそのタイミング見つからず)、交通事故を防止するという本来の法の趣旨を離れ、単に「取締りのための取り締まり」の道具と化している。
 この悪法を何十年も改訂せず放置してきたのは、立法不作為ともいうべき当局の怠慢である。
 現にこの法律が存在している以上、「悪法も法なり」ということで有罪判決とせざるを得ないという判断も理解はするが、本来なら立法の不作為を認めて無罪とすべきだし、また有罪とするにしてもせめて判決文中で立法不作為の疑いを指摘することで法改正を促してほしい。

 と、そんなにメチャクチャなことは云ってないはずだが、大人げなくもすでにヘソを曲げていた裁判官は、ほとんど詰問口調で「納得いかない法律は守るつもりはないということか」、「今後もこの速度規制は守らないということか」などとネチネチ云ってきて、私もついヤケになって(?)、「正直この速度規制を守るのは難しい。法改正を促してください」とつい云ってしまう。

 厳しい判決が予想される。

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コメント (6)

臭神:

失礼します

外山さん・・だから・・
面白いですが、下らない事は止めて下さい

さっさと細事は流しましょう

欣:

法匪には常識が通用しないなんて国民の共通認識でしょう。がんばれw

この国は何も変わらない:

交通法規と現実の齟齬があるという意見には私も賛成です。ただ、法規をゆるめてしまうと大幅に法規を無視した人間(893やその予備軍など)の刑が軽くなりますので賛成はできません。
また、公僕にも多少の良心はあるようで取り締まりの場所はたいてい決まっています。
今回の外山氏の場合は不運みたいですが。
不運の取り締まりは仕方ないとしても大抵は経験とレーダー探知機で防止できます。
お馬鹿にかかわって外山氏の貴重な時間を使うより、とっととくだらない罰金を払って終わったほうがいいですよ。
外山氏は誰にもできないことをやっている選ばれた人間なのですから。
自民の印象がものすごくわるくなり、多数派を叩くのはいまです。この機会を逃すと多くの支持者が外山氏に失望することでしょう。

匿名:

へぼい事件って自分で言っているけどへぼいことで裁判なんてしないほうがいいと思いますよ もっと他にすることがあるんじゃないのかなあ

屋久:

うーん、この裁判意味あるのかな。
時間の無駄じゃない?
確かに現在の道交法は理不尽なところはあるけど…
勝算はほとんどないし、裁判のための裁判をやってる感じ。

zbvp:

コメントします。
原付での30㌔走行についてですが、自分は原付持っていませんが、親の車で助手席に座っていて車と同じ速度で並走している原付っていっぱい見てますよ。
確実に30㌔じゃないですよね。

30㌔走行が出来ていないのが悪いのであれば、車と並走している明らかに30㌔オーバーで走っている老若男女も捕まえるべきだ。

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2007年07月30日 19:33に投稿されたエントリーのページです。

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