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獄中短歌「百回休み」(1)

ガキの頃 遊んだ山の裏側にこの刑務所は当時からある (※)

パンクスの誇りのゆえに囚われてこのドブネズミなお美しく (※)

刑事さん その段ボールは開けな……うわっ、ブックマークもチェックしないで

自称記者が自称新聞記事により自称報じたおれの職業 (※)

好きなだけののしったってかまわないので加害者も「さん」付けで呼べ

彼女とかいない時逮捕されたからいまひとつこう盛り上がらない (※)

護送車のカーテン開けちゃダメなのは中の人のため? 外の人のため?

脱衣所にひしめきあえば入れ墨の侠(おとこ)の中に左翼が一人 (※)

独房に悲しき活字中毒者むさぼるように起訴状を読む

就寝を告げるインストゥルメンタルの「ひとり寝の子守唄」はブラック

ひとかどの犯罪者なり 二月目 夢の中でも獄中にあり

今朝読んだ三面記事にでかでかと報じられてた人と談笑 (※)

拘置所がもし百人の村ならば村長選の候補百人 (※)

冤罪は五パーセントはあるだろう 君も捕まったら分かるだろう

潔白を主張するのか反省をなぜせぬのかと弁護士が言い

公正さなど期待すまい無罪率0・02%の国

いたずらに過激ぶってはいませんか? 切らずに治せ! 左翼小児病

わけあってしばらくお会いできません 文通からとかいかがでしょうか

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コメント (1)

ロンド:

マジで面白いですね、これたち。
秀逸です。センスを感じますよー^^

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2006年05月01日 04:33に投稿されたエントリーのページです。

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