獄中短歌「百回休み」075
反は脱 デモはウォークの要領で 痴情のもつれをストーカーと呼ぶ

 まず「デモはウォークの要領で痴情のもつれをストーカーと呼ぶ」というフレーズが浮かんだ。
 ちょうど七・五・七・七になっている。あとは冒頭の“五”だけだ。
 しかし云いたいことはもう“七・五・七・七”で云ってしまっていて、“副詞節”みたいなものを冒頭に置く以外に手はなさそうに思われた。が、“副詞節”的な5文字をあれこれ置いてみても、そもそも文字数が少なすぎるし、どれも蛇足にしかならなくて困り果てた。
 本当は同じように“○○は××”といった一種ポリコレ的な“云い換え”の例をもう1つ挙げるのがいいことは分かりきっているのだが、○○も××も2文字でなくてはならないわけで、そんなの無理じゃん、と普通は諦める。
 最終的にコレを思いつく私はやはり天才だとしか思えない。