出版社の方へ 外山恒一の単行本を出しませんか

雨宮処凛、松本哉、湯浅誠……、
調理法が違うだけのおんなじ肉ばかりそんなに次々に提供していてどうしますか!
ここにまったく異質な食い物があります。


 単行本として刊行したい原稿が大量にあります。
 ほとんどは当サイトで公開してありますので、実際にお読みになり検討してください。

  『ファシズム入門』
 ファシズムへの肯定的な入門書そのものがまず他に存在しない上に、著者が実際にファシストとして活動しているのですから、これは出せばそこそこ売れると思います。なのでこれに関しては新書シリーズを持つ版元からの新書判での刊行を望みます。現在、全体の半分まで書き、公開しています。

  『外山恒一BEST』
 要するに短文集です。リンク先では外山の思想的変遷を順に追えるような構成になっていますが、他の切り口もあり得るでしょう。過去の単行本に未収録の短文は、通常の単行本にしてすでに5冊ぶんくらいあります。

  『百回休み』
 獄中歌集です。ある短歌サイトで、「従来の獄中短歌のイメージとは大きく異なる攻撃性、外向性」と評されているとおり、短歌史上の価値もあるものと思います。

  『ヤケッパチの一票を!』
 外山恒一の選挙運動論です。“都知事選効果”はもう望めませんが、自らの特異な選挙体験をふまえた内容には一過性のブームに回収されない価値があると思います。ただしまだ公開している冒頭部のみの原稿しか存在しません。

 その他、外山恒一の視点で整理する革命運動史や左右思想解説(雨宮処凛の『右翼と左翼はどうちがう?』のような子供ダマシばかり流通させられては困ります!)など、考え得る単行本企画は他にもいろいろとあるでしょう。

 また、例えばすでに品切れになっている3冊も含めて、最初の6冊の単行本(7冊目の『ヒット曲を聴いてみた』は共著者に現在は敵対関係にある矢部史郎らが含まれているため難しいでしょう)を単一の版元からシリーズものとしてリニューアル復刊することはできないのでしょうか。

 コンテンツ不足に悩んでいる書籍編集者のみなさん。そろそろ決断を!