なにも好きこのんで捕まっているわけではない

当時のブログより抜粋

2007年07月08日

 基本的なところでものすごく大きな誤解をされている可能性に思い当たった。まあフツーの人は裁判手続きのことにそう詳しいわけではないから仕方ないんだが。
 つまり、私が今なお拘束され続けているのは、強情を張って国家権力への対決姿勢を貫いているためであるという誤解をしている人はいないだろうか?
 そういうオトナゲナイ態度をやめて、不本意かもしれないが、すいませんと頭を下げれば今日明日にも釈放されるという誤解を。

 もちろん少なくとも現段階ではそんなことはないのである。
 私はすでに6月20日に起訴されている。つまり「取調べ」の段階はとっくに終わっていて、今は単に裁判に向けて待機しているだけである。
 当然、警察や検察といった捜査機関側の人間と顔をあわせることもなく、だから万が一、私が今いきなり方針を変えて、反省を表明しようと思ってもそれはもうこの先の裁判で云うしかないのである。
 で、実を云うとちょっと後悔もしているのである。
 私の思い違いかもしれないが、たしか略式裁判というのは、判決後、「やっぱ納得できん」と云って改めて正式裁判を求めることができたんだったような気がする。
 略式裁判というのはその名のとおり、パッパッと簡略に終わらせてしまう裁判で、争点がなく、かつ軽微な犯罪について被告人が望めばおこなわれ、1日で終わってしまう。
 今回はもともと1万5000円の反則金を要求されていたわけで、略式裁判になってもおそらく「罰金1万5千円」の判決が出る。ただし「反則金」と違って「罰金」はあくまで正式な刑罰なので、前科になる。
 私の場合も、6月12日の逮捕から、6月20日の起訴までの間の「取調べ」の期間中に、「反省」を表明して、「何も争いませんから略式裁判にしてください」と云えばほんとにすぐ釈放されたのである。で、今はもう遅い、と。
 あくまで上記の私のおぼろげな記憶が正しければ、だが、今思えばいったん略式裁判を望み、釈放されるや否や態度をヒョーヘンさせて「あくまで正式裁判を要求する!」とやればよかったのだ。
 敵に対して誠実である必要はない、ということを私はすでに前回の投獄で学んでいる。
 もちろんいったん罪を認めるとその供述を覆すのは難しく、正式裁判でも不利にはなるのだが、どうせ公正な裁判を受けられるなんてハナから思ってないわけだし。こんなアホみたいな司法システムに、一秒たりとも律儀につきあいたくはないのだ本当は。ではなぜそうしなかったのかというと、単にウッカリしていたのだ!

 どうせ選挙でも裁判でも世の中は変えられない。政府転覆つまり革命だけが唯一の現実的な展望なのだ。

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